#15 日本の医療ツーリズム支援の今とこれから

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こんにちは。尼崎・阪神エリアを拠点に活動している行政書士の小田晃司です。
在留資格(ビザ申請)を専門としつつ、建設業許可や補助金申請、相続・遺言、そして医療ツーリズムまで幅広くサポートしています。


日本の医療は世界に誇れる財産

日本の医療は、世界的にも非常に高い評価を受けています。
安全性、技術水準、医療従事者の丁寧な対応――これらは海外から見ても大きな魅力です。

一方で、日本国内では「医療者不足」という深刻な課題があります。
国民が安心して医療を受けられることがまず第一に優先されなければなりません。
その前提に立った上で、外国からの患者様には実費で治療費を負担いただくことに大きな意味があると考えています。

実費で適切に医療を受けたいと考える海外の方が来日すれば、病院側にとっても経営的な安定につながり、結果的に地域医療を支える力にもなります。
これは「需要と供給が健全にマッチする仕組み」だと私は捉えています。


前職で実感した“海外からのまなざし”

私が医療系スタートアップに携わっていた頃、バングラデシュの看護師の方からこんな言葉を聞きました。

「日本の医療現場で働きたい」

この一言には、日本の医療に対する信頼と憧れが詰まっていました。
同時に、世界中に「日本の医療を経験したい」「学びたい」と願う人々が数多く存在することを強く実感しました。


医療ツーリズムが持つ可能性

医療ツーリズムは単なる観光旅行ではありません。

  • 日本で高度な医療を受けたい外国人患者
  • 日本の医療技術を学びたい医療従事者
  • 先進的なケアやサービスを体験したい海外の方々

こうした多様なニーズに応える仕組みが、医療ツーリズムです。

そして、日本社会全体の視点からも意義があります。
今は医療従事者不足が問題となっていますが、将来的には人口減少によって医療施設が余っていく可能性があります。
そうした将来を見据えれば、海外から医療を求める方々を積極的に受け入れる体制づくりは、日本にとって必要な取り組みだと考えます。


私が果たしたい役割

私は「人と人、地域と世界をつなぐ」ことをライフワークにしています。
医療ツーリズムもその一つです。

外国人の方々が安心して日本の医療にアクセスできるよう、

  • 病院や医師とのつながりをつくる
  • 言語や文化の壁を乗り越える支援をする
  • 在留資格や制度面でのサポートを整える

その橋渡しをすることこそ、私の役割だと考えています。


まとめ:医療ツーリズムを“自分ごと”に

日本の医療は、もっと世界に開かれていくべき財産です。
ただし、その前提は「日本国内の医療が守られること」。
そのうえで、実費で治療を希望する海外の方を受け入れることは、病院の経営基盤を支え、将来的な医療資源の活用にもつながります。

日本の病院・クリニックの皆様、海外からの患者様を受け入れることに興味はありませんか?
日本で医療を受けたい外国人の方々、手続きや生活への不安はありませんか?

私たちが、煩雑な手続きや言語の壁を乗り越え、安心して医療を受けられる環境づくりをお手伝いします。

 

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